外科について

避妊・去勢手術だけでなく、さまざまな外科手術にも力を入れております。お薬だけでは治すことができず、手術によって完治が臨めるような病気も多くあります。それらに関してもしっかりと対応いたしますのでいつでもご相談ください。
また手術を行うにあたって大切なご家族の命と健康をお預かりさせていただく以上、十分な術前検査を行い、手術を行うことによるメリットだけでなくデメリットやリスク、そして術後合併症についても飼い主様にご納得いただけますようしっかりとご説明させていただきます。
手術の緊急性や難易度にかかわらず、時間を惜しまず誠意を尽くして治療を行わせていただきます。

避妊・去勢手術

「ペットは大切な家族の一員」と考えるオーナー様にとって、ペットの避妊・去勢手術を行うかどうかはおおきな悩みといえるでしょう。「どこも悪くないのに若いうちから麻酔をかけたりお腹を切ったりするのはかわいそうで心配とお考えになるかも知れません。ですが、避妊・去勢手術は子供を産ませなくすることだけではなく、動物がかかる特定の病気を予防することが目的でもあります。発情や性ホルモンによる問題行動やストレスを抑えることもできます。子供を産めないことは、野生動物が子孫を残すという観点からは致命的ですが、望まれない子供が増え続けたり、手術をしないで大きな病気になってしまったりする方が動物の生涯にとっては、もっとかわいそうな事態につながります。大切な家族だからこそ、家族の生涯をじっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

軟部外科

軟部とは骨などの整形外科で対象とする部分以外の身体の軟らかい組織をさします。循環器・呼吸器・消化器・泌尿器・感覚器(眼や耳)などやその他数多くの様々な箇所の手術を行っております。
よく遭遇する外科手術が必要な病気としては、子宮に膿が溜まってしまう子宮蓄膿症、尿路に石ができてしまう尿路結石、身体の至る部分で発生するヘルニアなどから、先天的な心臓の奇形である動脈管開存症、外耳炎が重症化して起こる中耳炎、眼圧が急激に上昇する緑内障に至るまでさまざまです。これらを含む幅広い病気に対する手術を行っております。
また誤って異物を飲み込んでしまうケースもよくあります。「小さいものだから大丈夫かな」とか「どうせ便から出てくるだろう」と油断をすると、腸閉塞から腹膜炎を起こし最悪な場合は命を奪ってしまうこともあります。少しでも疑わしい場合はすぐにご連絡ください。

がん・腫瘍外科

軟部外科の中でも、腫瘍(しゅよう)に特化した外科を腫瘍外科と呼びます。身体の表面や体内の結節性病変・腫瘤性病変(=できもの)の摘出を行います。近年はペットの寿命も長寿化しており、ヒトと同じようにがんでの死亡率が上昇しています。
大切な家族ががんになったとき、ヒトも動物も必要な治療は同じです。がんの治療も人間と同じで、早期治療・早期発見が効果的です。健康診断と同じくらい重要なのは、飼い主様が身体を触ってしこりがないかまめにチェックしてあげることです。スキンシップが活発になることでペットとのコミュニケーションもより一層快適なものとなります。ペットへの特効薬は、何よりも家族の愛情です。十分なカウンセリングを行い、飼い主様にもペットの生涯にとっても最良の治療と生活をご提案させていただきます。

整形外科について

近年わが国ではトイ・プードルやチワワなどのトイ種と呼ばれるような小型犬種がおおく飼われるようになってきましたが、もともと骨が細いうえに関節のつくりや遺伝的な問題で骨折や脱臼の件数が本当に増えました。またペットの高齢化が進み、肩関節や股関節を含む関節の病気もかなり増えております。
さらにはミニチュア・ダックスフンドに発生が多い椎間板ヘルニアでお困りの飼い主様もよくお見かけします。当院では連携病院(まさき動物病院)にてCT検査を行った上での高度な手術も責任をもって行っております。
猫ちゃんでは高いビルから落ちたとか交通事故にあったなんていうこともしばしばあります。
どんな病気でも、ちょっとした跛行(=びっこ)だと思って放っておくと一生涯にわたってうまく歩けなくなることもよくあります。整形外科疾患はこれら以外にも数多くの種類がありますがまずはご相談ください。